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大分県団による高知家ノーリフティングツアー研修について

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大分

トレーニングセンター

10月10日(火)9時~17時30分
9 時~12 時

高知家の取組み
1 県の取組み(県の職員)
2 組織で実践のためのコツと留意点
3 地域でスタンダードにするためのコツ

23は下元さん担当 県職員さんのお話の中で、介護人材を増やすために中学校などの生徒さんに介護の話をするが、どう考え見ても「現場が楽しそうではない、笑顔がない」などの違和感があったそうです。

色々な情報収集から“「介護業界=キツイ、離職率が高い」という良くない現状の 解消”をするために“ノーリフティングケアを普及させることで介護業界のあたり前を変える!”という事業を通して目指す姿に向かっていったそうです。

県の職員がこのように厚く 語ってくださったことだけでも、お腹一杯になった状態です。

下元さんのお話の冒頭にノーリフティングは「単にリフトの導入やシートを使う・・」それでは定着をしない。重要なのは『働き方を変える』こと。
それには「情報を変える」「知 識を変える」「行動を変える」「習慣を変える」すなわち『働き方を変える』この言葉が全てであり、このことを周囲に意識をさせることが重要だと感じました。

その後は、研修体系や 普及するためのコツなどの細かな部分まで教えていただきました。

13時~17時30分
施設見学に 2 件、伺わせていただきました。私としては両施設とも今年の 3 月に視察させていただきました。

2 回目ではありますが、両施設はいろいろな部分で向上していること を肌で感じました。
特養でありながら一部入居者を再度在宅の生活に戻すことを視野に入 れて日々のケアの取り組みや、「床に物を置かない」、「持ち上げないために洗濯籠にキャスターを設置」など介護以外でも腰痛にならないように身体の使い方に配慮されていました。

何より印象に残ったことは、「ノーリフティングケアに取り組んで良かったことは?」の質 問に対して「優秀な介護職員を選ぶことができるまで人員の確保ができるようになった」や、 「職員が利用者に優しくなりました」とのことです。

有意義な 1 日を大分県の視察団は経 験できたと思います。
コーディネートと主に関わってくださった下元さんに感謝いたします。


山形茂生

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